マンガのように紆余曲折があり、いまだに完成していない壁紙。マスターアップは12月の頭(これマジ)だというのに、すでにプロジェクトは遅れ気味だ。
次はOSを猛スピードで開発せねばなるまい。が! ご存知のようにASCII.jp編集部は、予算が少ない。どのくらいかというと、週刊アスキーが$で予算を引っ張るのに対し、我々の単位はルピーというぐらい。
貧乏編集部が考えたOS開発作戦
編集部の机は、近所の酒屋さんに落ちていたビールケースに、どこぞのイベントで使った看板を乗せたもの。もちろん椅子なんてものはないので梱包用のプチプチを6重にして座布団として使い、窓に向かって絵をトレースするという生活だ。肝心のマシンは他部署から廃棄されたパソコン4、5台のパーツをかき集めて作り、となりの編集部のHUBを1口無断拝借して、32ポートのHUBでカスケードにして使っているほど貧乏だ。書いてて涙でできたぞ!
とはいえ、マザーボートやCPUはメーカーさんがくれたりするものもあるので、筐体は牛飼いのゲートウェイ(古っ!)だったりしてもCore i7が入ってたりしていてWindows7がサクサク動いてたりする不思議な部署なのだ。
そんな貧乏編集部なので、OSをゼロから開発する金はない。そこで考えたのが、某社のように古いソフトの権利を買い叩いて、萌え☆彡OSのパッケージにリニューアルという作戦だ。
そんなOSあったよね~
まず候補に浮かんだのは、MSX-DOS。MSXは大昔にアスキーが推奨した統一パソコン規格なので、権利書がどこかに転がってるはずだ! ここに MS-DOS 5.0のDOS SHELLでも乗せれば、かなりショボイがWindow環境のできあがり! しかしMSX-DOSのソースコードが見つからず! 引っ越しを繰り返したときに、ゴミとして捨てちゃったのかも?
![]() | たまごっちかよ!? と思わせるほど解像度は低い。ちなみに320×240ピクセル。泣ける! |
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![]() | 日本ではMS-DOS 5.0から、アメリカではMS-DOS 4.0からバンドルされていたDOS SHELL。タスクスイッチングで、DOSプロンプトを複数切り替えられたのだ。当時は、使いやすかった…… |
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次に候補にあがったのはTOWNS OSだが、現存する富士通のFM-TOWNSが社内になく断念。ただ南野 陽子のテレホンカードを発掘した! これいくらかで売れるかなぁ?
![]() | (当時は)高価なCD-ROMが標準装備とあって、鳴り物入りで発売されたが…… |
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![]() | 発掘された南野 陽子のテレホンカード。うわ~!富士通のロゴが古っ! |
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第3候補は、熱狂的な信者の多いX68000用SX-WINDOW。クロックアップしては、自転車で走るアニメが何個表示できるかを競い合っていたアノWindowシステムだ。しかしX68000を発見するも、インストールされていたのはKO-Window……。そうだった…。
68ユーザーってメーカー純正品を使わないってヤツらだった。
SX-WINDOWはメーカー純正だが、KO- Windowはフリーウェア。X68ユーザーはOSすら自分たちで作っちゃうツワモノなのだ。コンパイラはライブラリだけメーカー品(使わない場合も!)を使って、あとはGNUで開発……。開発キット(SDK)を買っても、欲しいのはフロッピーじゃなくて、何千ページかのマニュアルなのだ。
![]() | シャープ純正のSX-WINDOWはダメダメでユーザーは見向きもしなかった |
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![]() | 有志が作ったKo-Windowはサクサク動き、メーカー純正のOSを凌駕してしまうとは…… |
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そしてハッ!と気がついた。いずれのOSもマシンとともに、不幸な末路をたどってしまったじゃないか!と。
(次ページへ続く)




















