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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」 ― 第15回

データ中心のケータイ誕生「S11HT」

2008年03月10日 16時00分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

S11HT
【今週の1枚】パソコン向けのサイトやサービスを定額料金で利用できるイー・モバイルの電話端末。写真の台湾HTC製「S11HT」は、既存のイー・モバイルユーザーから人気を集めそうだ

 今回紹介するのは、「ありえない!?」のキャッチフレーズで世に放たれたイー・モバイルの音声端末だ。

 最近では、携帯電話を「ケータイ」と呼ぶのが定着している。もともとは音声通話から始まった「携帯電話」だから、当初は呼び方にもちゃんと「電話」が入っていた。しかし時が経つにつれて「携帯」となり、カタカナの「ケータイ」もしくは「ケイタイ」に落ち着いた。

 そんな呼び方の変化に合わせるように、今ではケータイを通話よりデータ通信中心に使うという人も増えてきている

 定額になったのも、通話よりパケット料金が先だった。どこのケータイ事業者も4000~5000円が上限の定額サービスを用意している。

 日本の都市では、通勤や通学の時間が長いにもかかわらず、電車の中でのケータイのマナーに厳しい。そんな背景も、パケット通信主体でケータイ利用が伸びてきた理由のひとつだろう。

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